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会社の人間関係原因の転職は逃げなのか? 

どうしても嫌な人が職場にいる。そのようなシチュエーションが毎日続くのはとても苦痛です。

サラリーマン、OLとして働くうえで最もストレスになるのが人間関係。

一人でも自分に辛く当たる人や、まるで嫌がらせのようにフラストレーションをぶつけてくる相手がいると、とても嫌な気持になります。

人間関係が原因による転職に悩むとき

会社でうまく行かない人間関係がある場合、真っ先に考えるのが転職という判断です。

仕事を辞めてしまい、次の仕事を探してこの場から逃げたいという思いは誰しも抱く感情です。

ですが、衝動的に行動をする前に、一呼吸おいてください。

はたして、「転職」というその行動は正しいのでしょうか。
人間関係が嫌で転職をする時成功する人と失敗する人がいます。

人間関係による転職は成功するのか?

結論から言えば、今の職場の人間関係が辛いから転職をするという判断は、失敗して後悔する人と、成功して転職をしてよかったと思う人で人それぞれです。

つまり、やってみないと結果は誰にも分らないのです。

だからこそ、転職という決断をする前にまずは現状の正しい整理が必要。

自分が本当に自分が転職すべきか、それとももう少し我慢すべきかを冷静になって正しく判断しなくてはいけません。

なるべく多くの人に転職をして失敗だった、こんなことなら我慢しとけばよかったと思わない選択をしてほしいです。

20代の若い世代なら衝動的に行動しても、まだ若さという武器があります。

ですが30代を過ぎての転職はやはりリスクが高いのが現実。

この記事を読んでいる貴方がまだ若い20代であれば、深く考えずに転職をするというのも一つの人生経験です。

人間関係が原因で転職に失敗するのはどういうとき?

転職をしたのに、失敗したと感じる方が世の中にはいます。

その理由は様々ですが、最も避けたいのが、転職した先でも同じような人間関係の壁にぶち当たってしまうという点です。

せっかく逃げてきたのに、同じような人間関係が転職先でも発生してしまった。

そんなとき、また貴方は転職をして逃げるべきなのでしょうか?

冷静に考えてみると、働いて社会に属している以上、自分と合わない人とどこかで出会う確率はとても高いのです。

だからこそ、人間関係に躓いて仕事を辞めた場合、その先でも同じような人間関係にぶち当たるリスクはあります。

そんな場合に、転職を後悔する人はとても多いのが現実です。

転職をして失敗したと感じる人の多くは、

  • 冷静な状況判断がとれていない
  • とにかく今のこの嫌な状態から抜け出したい

ということだけしか見えていないことが原因。

そうするといざその場を抜け出して、落ち着いたころに冷静になって後悔しがちに。

「あれ前の会社は収入も良かったけど、転職だと年収が半分になるぞ」

とか

「転職先でも嫌な上司がいる、それだったら給料が良いだけ前の会社のほうがましだった」

となるのです。

人間関係が嫌でしょうがない時の転職を「逃げ」と表現する人もいますが、そのことは大した問題ではありません。

時と場合によっては逃げるが勝ちです。

しかし、逃げる、逃げないを決める前に冷静な状況判断を一度してみてください。

今の職場の良いところ・悪いところをノートにかき出す

まず転職という判断をするうえで、冷静に情報を整理する方法として一つお勧めしたいのが、今の職場の良いところ、悪いところをノートにそれぞれかき出すという手法。

この手法は「ブレインダンプ」と言われており、頭の中にある雑多な情報を一度ノートに落とし込む事で状況整理をすることができます。

例えばば、このようにノートに書き出してみてください。
議題:今の会社の良いところ

  1. フレックスタイムが使えて出社時間が自由
  2. 残業があまりない
  3. 裁量権があり、自由に仕事ができる
  4. 有給が取得しやすい
  5. 福利厚生がしっかりしている・・・・・・

議題:今の会社の悪いところ

  1. 上司がパワハラをする
  2. 給料が安い
  3. 中々昇進をしない・・・・・・

それぞれの「議題・テーマ」に対して、20件~30件を目安に感じることを書いてください。

くだらないというような内容でも良いです。

頭の中を絞り切るようにすべて書ききる事が大切です。

すべて脳内の雑多な考えをノートに書きだした後、改めて今の会社の良いところ、悪いところを冷静にみていきましょう。

全体的に実は今の会社にはよいところがたくさんあり、唯一の悪いところがパワハラ上司ただ一人のせいである場合もあります。

そのことが分かったら、次は、「どうすればよいのか」思いつくことをすべて書き出してみましょう。

  1. うつ病の診断をもらい休職する
  2. 転職活動をする
  3. 人事に相談する
  4. パワハラを我慢するのを辞めて言い返す
  5. 上司に仕返しをする・・・・・

などなど、実は転職以外にもパワハラ上司を何とかする道が実は存在する事に気が付くはずです。

多くの人間関係で悩み、転職をしようと思い詰めている人の多くは、その状況から抜け出す方法に対しての視野が狭くなっている場合があります。

ブレンダンプは多くの選択肢があることを明確化してくれます。

これらの転職以外のすべての方法を試しても、それでもだめだったら転職をする、というような判断のほうが後悔せずにすみます。

もちろんブレインダンプの結果、会社の良いところと、悪いところの比重が明らかに悪い事のほうが多い場合は、迷わず転職をしましょう。

転職は一つの選択として、正しい判断である場合もあります。

人間関係を理由とした転職は時として後悔につながる場合も多いです。

自分の状況を冷静にジャッジメントできるような工夫をしたほうが、自分にとって大きなメリットのある選択が下せるようになります。

人間関係の躓きの根本は自己肯定間が低いから?

仕事の人間関係がうまく行かない時、転職を考えるのも一つの手段ですが、その根本的な「感じ方」を変えていくことも有効です。

感じ方というのは、物事の受け取り方のこと。

例えば自己肯定感が高い人の場合、上司や部下から嫌味を言われても「自分の悪い点があるから教えてくれたんだ」と前向きにとらえます。

全く自分に非がない難癖の場合は「自分は悪くないから、こういうのはあの人の感じ方に問題があるからだ」と自分に自信をもって嫌味を受け取らずにスルーができます。

人間関係において、実はこの自己肯定感というのはとても重要なもの。

これがしっかり育っていない人が大人になると、社会でこのようなことを感じます。

  • 傷つけられやすい
  • なんでも自分が悪いと思い込む
  • 嫌な人間関係になり、サンドバックになりやすい
  • NOと言えずに仕事を引き受けてしまう
  • ネガティブに物事をとらえやすい
  • 仕事上で失敗を恐れてチャレンジができない
  • 自分なんてどうせ、成功しないという思いが強い

どうでしょうか、貴方自身ネガティブな思考が多い人でしょうか?

もしかしたら貴方は自己肯定感が低すぎる事が原因で、ビジネス社会で辛いという日常を送っているのかもしれません。

ビジネス社会でタフに生きるためには、自己肯定感を高めるのが一番のいまの「辛い」から抜け出す方法です。

なぜ自己肯定感が低くなった?

自己肯定感というのは子供のころの親との関係が一番影響を受けます。

  • 褒められた経験がない
  • いつも親から否定されていた
  • 「うちの子はてんでダメで」という謙遜の言葉を聞かされ続けていた
  • 勉強や運動での成功体験がない

親から褒められたことがない、愛情を感じた事がない場合自己肯定感は育ちません。

じゃぁ子供のころからの教育が原因であれば、自分の自己肯定感が低いのは親のせいだ!そう感じるかもしれません。

ですが、今の貴方はもう大人です。

親に「褒めてもらう」こと以外で、自分自身で自分を肯定していくことで自己肯定感は高めることが可能。

親のせいにして「どうせ自分はもう成長できない」と嘆く必要はありません。

大人になってから自己肯定を高めるには

自分を毎日褒める

どんなに些細な事でも、自分を褒めることを習慣つけてください。

夜寝る前や朝でもよいです。

  1. 毎日会社に行ってる、偉いね
  2. 晩御飯は自炊したんだ、すごい!

このようなレベルでも大丈夫です。特別すごい事じゃないと自分でお思っている事でも、OK。

日々続けられている事に対して自分で褒めるポイントを見つけて毎日自分を褒め続けてみてください。

アファメーションを日常に取り込む

アファメーションは、建設的な言葉を声に出して宣言することです。例えば、

  • 自分はできる人間だ
  • 自分には価値がある
  • 私は幸せだ
  • 私は十分に幸せで満ち足りている

このようなプラスのイメージを持った言葉を毎日声に出すことで、潜在意識から自己肯定感を高めていきます。

夜寝る前などに、アファメーションをする事で脳に言葉が刷り込まれていき、肯定感を高めます。
自己肯定感は、自分に対する肯定の経験が少ないことが原因します。子供のころから親に刷り込まれた潜在意識の中に

  • 自分はダメな子
  • 何をやってもできない
  • 優秀じゃない
  • 親から褒めてもらえないのは自分が悪い子だから

というような思いが刷り込まれています。

この否定的な考えを、大人になってから潜在意識にプラスの言葉を刷り込ませることで肯定感は向上していきます。

自分の潜在意識に刷り込まれた自分には価値がないという思いを塗り替えるだけで、会社やビジネスの社会で積極的になり、人とのコミュニケーションも「辛さ」がなくなります。

ネガティブな捉え方や感情は、自己肯定が低いことが原因。

それを改善するだけで、貴方の人との付き合い方は大きく変わります。

会社の人間関係で「辛い」ことが多い人は、ぜひとも自分の自己肯定感について認識してみてください。

会社以外のコミュニティに属するメリット

仕事を通じた人間関係によって、社会的な立場からの承認を得るというのも良いです。

ですが、人間関係が会社や仕事に関係するコミュニティに限定されるだけの生活が続くとなると、考え物です。

多くの会社の人間関係に行き詰まりや、息苦しさを感じる人は、実は生活するうえで関わるコミュニティが家庭と職場しかない狭い世界にいる事が多いようです。

狭いコミュニティに属していると、そこで出てくる人間関係の摩擦を大ごとにとらえがちです。

職場はどう関係性が良くてもストレスを追う場所でもあるため、そこでの人間関係だけにコミュニティが限定されていると人生においてあまり良い傾向ではありません。

ビジネスの社会ではつらつとし、楽しく生きていくためには、会社以外のコミュニティに属する「大人の部活」や「世界を広げる」ことに挑戦しましょう。

会社以外のコミュニティが多い人ほど、人生を溌剌と過ごせる

ストレスのはけ口がなかったり、なんとなく生き辛い人ほど狭いコミュニティにしか属していません。

人生を楽しく生きてこそ、ビジネスの社会でも活力を持って挑めます。

まずは自分の人生の土台をしっかり作るためにも、3つのコミュニティを作ってみましょう。

ポッセ・コミュニティ

自分の関心分野を共有する少人数のコミュニティ。

ゲームが好きな人はゲーム仲間、テニスが好きな人はテニスの仲間のような、共通の趣味を持つ親しい人との小さなコミュニティです。

ビックアイディアクラウド・コミュニティ

様々なアイディアやインスピレーションを与えてくれるコミュニティ。

ボランティア活動や、勉強会のようなアイディアやインスピレーションを得られるコミュニティです。

自己再生のコミュニティ

安らぎや活力を与えてくれる、現実世界の友人関係などのコミュニティです。

この3つのコミュニティをそれぞれ持っている人は、人間関係においての承認も高くなりタフな精神状態を手に入れる事ができます。

一方で3つのコミュニティを持たず、家と仕事だけの往復の人生で終わってしまう人は、人間関係が狭くなり、生き辛さや、人との付き合いに躓きやすくなります。

何か問題が生じたときに、その問題とは関係ないコミュニティにいるだけで、ストレスは緩和します。

もし今現在ご自分の世界が狭いと感じたり、人間関係が希薄で息抜きできる場所がないと感じる方は、一度3つのコミュニティを意識して新しい世界と繋がってみてください。

メンタルタフネスなビジネスマンの多くは、会社以外のコミュニティをしっかりと持っています。

あの上司や部下に、考えを変えてほしいと思うのは間違い

会社の上司や部下との関係性に悩んでしまい、それが日々ストレスという方、いらっしゃいますか?

毎日会社に行くのが嫌な人間関係というのは辛いですよね。

上司や部下とそりが合わずに、相手に対してイライラする場合どうすればいいでしょうか。

相手の変化を期待するのがストレスの元

多くの方が一番望むのは、上司や部下に考え方を改めてもらいたいという希望です。

貴方もイライラする会社の人間関係で相手に期待してることありませんか?

あの人がこれを辞めてくれたら、というように考える事はありませんか?

しかしながら、職場の人間関係で、相手に変わってもらおうと期待する事は、結論から言えば無駄です。

人間関係における変化は、他人に変わってもらうと考える事からストレスが発生していきます。

「あの人はどうしてあんな言動をするんだ、あの言動を直してほしい」とか

「あの部下の生意気な態度を改めてほしい」

というのはすべては他人に対する無駄な期待にすぎません。

自分自身が他人に変わってほしいと期待を抱いていること、それが貴方自身をストレスにまみれさせているのです。

他人を変える事は一生できないと知る

他人の考え方や行動を変える事は、実はできないんです。

当たり前なのに多くの人がこれに気がつきません。

その事に気が付かない多くの人が、相手に変わってもらうことを期待して、その期待が裏切られることでイライラします。

ストレスの根本的な原因は、他人に対する期待であり、自分の中に人間関係のイライラの原因があるのです。

それでは、腹立たしい上司や部下の態度を改めてもらい、自分がイライラしないで済む方法はないのか?

と言われると一つだけ方法があります。

それは、他人に変化を求めるのではなく、自分が変化すること。

具体的にはこのような行動です。

相手に対するイライラの原因を深く分析し、相手に期待することを辞める

例えば上司の物言いがキツイから、もう少し柔らかい言い方にしてほしいとか、部下がふてくされた態度をとって腹が立つとき。

上司や部下に、その態度を改めてもらうように期待するのをやめてください。

どんなに貴女が訴えても相手の態度は変わりません。

態度が悪いのは、彼ら自身が抱える内面の問題のせいだからです。

妻と上手くいかないとか、アンガーコントロールができないとか、貴方が知りえない面で、彼らが問題を抱えています。

そして多くは自分が抱える問題に気が付いていません。

ですので、最初から貴方は「この人達はこういう人なのだ」と受け入れ、態度を変えてもらえないだろうかと期待してはいけません。

その期待のせいで、貴方をイライラさせているのです。

他人に対して最初から何かを求めないという、スルー力を持つ方に努力したほうが心が解放されます。

相手を理解しようと、別の角度から物事をとらえてみる

また、相手の物言いや態度に対して、貴方はサイコロで言うところの1つの方面でしか物事を見ていません。

相手の態度に何かしらの事情があるのでは、というように視点を変えてみると、相手の態度に対してのイライラも少なくなります。

例えばいつも物言いの強い上司に対して、

「こんな言い方するなんて」

と思うだけなら簡単ですが、上司の立場に立って想像してみてください。

  • 売り上げが達成していなくて部長に怒られたのだろう
  • 部下(自分)が反発的な態度で管理が大変なんだろう
  • 家庭に居場所がなくてストレスがあるんだろう

このように多角的な面から相手を分析すると、そのような状態だから高圧的な物言いになってしまうのはしょうがない。

上司も人間ができていないんだ、と納得に至ります。

何か相手に対してイライラするようなことがある場合、相手の立場に立って想像を働かせると貴方自身が相手の言動に振り回されなくなります。

これが、貴方の考え方を変える方法です。

不思議と相手の立場を考えてみると、相手の態度に対しての怒りも収まるため一度試してみてください。
人間関係で変えられるのは、実は自分自身の考え方や捉え方だけなのです。

相手に変化してもらおうと奮闘するよりも、自分の見方、考え方を変えるほうが、はるかに簡単です。
その事に気が付くことができれば、貴方の人間関係の生きにくさというのは少し変わってくるのではないでしょうか。